カプホラブ

私です

 

本日はカプセルホテルに宿泊しております

 

誇れることでもないのですが

ここ数年様々なタイプのカプセルホテルを巡ってきました

 

もはやカプホラヴァー'sと言っても過言ないのではないでしょうか

 

その魅力はなんといってもお値段

 

ビジネスホテル1泊分でおよそ2-4泊できます

 

コロナ禍においては助成もあって500円で泊まり3000円の食事券をもらうという謎得もありました

 

しかしながら、昨今のホテルの宿泊料金値上げラッシュ波はこちらにも...

 

それでも頑張って価格キープされているところもあります

 

ありがたいことです

 

 

さて本日は初めての場所になります

 

某県某市のこの宿泊施設

 

カプセルホテルって基本的に共用シャワールームなことが多いんですね

 

ただこちらは半分ビジネスホテルと一体化した形になっているためか

お風呂は大浴場でした

 

いつもは共用といえどシャワーのみなので一人で入るため

久々に裸一貫で他人と同じ時間を過ごすことにいささか緊張を覚つつ

覚悟を決めた私はえいやっ

と浴場の扉を開けました

 

 

そこにはすでに二人の青年が

 

一人は

 

ッアー....

 

とか

 

ェィアァアァァアアア...っ...!!

 

とか

 

ッシェィイィー!

 

みたいなことを叫びながら水風呂でバシャバシャやってる大学生くらいの子

 

まさに

年頃男子特有のイキりちらし方を見せつけられたかのよう

 

場内にはずっとその声が響き渡っております

 

 

 

呆気に取られてしまった私。

 

 

 

その景色から思わず顔を逸らし

温かい方の湯船に目をやりました

 

するとそこには

 

 

おそらく海外から旅行か何かで来たであろうこちらも青年らしき人間が

 

というのもこの青年

 

顔が見えない

 

まるで水死体のごとく

 

うつ伏せで沈んでいる...

 

 

 

なんだ、生きてはいる模様...

 

 

 

片や叫ぶ男

 

 

 

片や、沈む男

 

 

 

0と100...

 

 

 

いやこれは...

 

 

 

死と生を表現しているのだろうか?

 

 

 

 

まるでグスタフクリムトの作品を思い浮かばせる...

 

 

もはやそれにしか思えません

 

 

久しぶりの大浴場

 

どうしてこんな光景に出会えようか

 

動揺しつつも私は身体を洗いはじめました

 

 

その間もまあまあな声量で叫び続け、まるで自分のテリトリーを侵されまいと威嚇し続けるライオン

 

 

を演じるチワワ

 

 

もうひとつの、俺は関係ないと言わんばかりに、浮かんでは沈むを繰り返し、どざえもんを演じる

 

 

 

ゴールデンレトリバー

 

 

 

相対する二人を横目に私

 

 

 

ついに

 

 

 

入水...っ!!

 

 

 

 

...

 

 

そこから二人とも大人しく風呂に入っておりました

 

 

 

 

 

(なんでやねーーーーん!)

 

 

 

 

思わず心で突っ込む私

 

その後

二人ともいそいそと風呂から上がり

浴場から出て行き

タイミングを見計らって私もその場を後にしました....

 

 

そして

 

現在

 

私は心を沈めるために

432hzの周波数を聴いて瞑想しています

 

生きてるとたまに変なことってあるよね

 

まぁええんです

 

人生は冒険や!